貧乏観察日誌

世の中は貧乏に厳しいが、それでも足掻いて少しでも心でも生活でも何かしら豊かになろうと試行錯誤するブログ。

家族総主婦・主夫制にしたらいいんじゃない?

どうも、兼業主夫モドキです。

仕事をしながら家の事もやる。出来ないと大騒ぎするほどでは決してないですが、何年も続くのかと思うと流石に辟易とします。


タイトル通りではございますが、絶賛兼業主夫をやらかしております。大凡1年半程度、今の生活スタイルにもすっかり慣れたものの、やっぱり世の母は凄いのだとただただ感心するばかりの毎日です。

今や性別で仕事を分けるなど、愚の骨頂な世の中です。家事だって男女問わずできる方がやるべきで、その理論で私が我が家で発生する家事は大体担っています


◼️兼業主夫の一日

朝は5時40分頃に目覚めます。出発は8時なので、大凡2時間の中で弁当を作り、朝ごはんを作り、身支度を整え、食事を済ませ、食器を洗い、ゴミを片し、歯を磨く…までをこなします。

こなすっても、そんな盛り沢山と言うほどではないと思いますが、効率的に家事を行えるほどまだ主夫業に足を突っ込んでいないのです。もう、浅瀬でパシャパシャと水を掛け合ってるようなもんです。

弁当については冷凍食品を極力使わないようにしています。私は全てが冷凍食品であっても構わんのですが、私を主夫たらしめてくれる稀有な存在(彼女)は

「冷凍食品入れるならお弁当要らない」

と仰る!

別にお小遣い制と言うわけでもないですから、好きに食事をするお金は持ってる訳です。だけど、お弁当を持っていけば究極に安上がりです。100円そこそこでお腹いっぱいです。ペットボトルのお茶を合わせても250円で午後の飲み物も安心です。作ってもらえるだけありがたく思いなさいよ!なんて事もないんですが、私の料理が食べたいと言ってくれているのだと思って、毎日せこせこと卵焼きを焼いたり、お夕飯が余らなかったらメインのおかずを作ったり、たまにはウィンナー焼くだけの最高の手抜きを演出したりしています。

弁当完成後、私自身の身支度をチャチャッと整えます。これが終わる頃に7時。稀有が起き出してきます。おはよう。

顔洗ったりお化粧したりなんだしてるのを横目で確認しながら朝ごはんを作ります。まぁ、作ると言ってもメニューは完全に固定されています。玄米と沢庵とお味噌汁。究極の一汁一菜です。そのため作るのは味噌汁だけで、あとはよそうのと冷蔵庫から取り出すのみ。この一見して寂しい朝食を受け入れてくれるのも、また稀有が稀有である所以でもありますね。ちなみにひと昔前は目玉焼きと納豆も加えてたのですが、2人揃って毎日朝から腹一杯になってたのでやめました。

ご飯を食べる頃には7時半、食べ終わり7時45分からダッシュで食器を洗い、ダッシュで歯を磨き、水筒にお茶を入れて家を出ます。ゴミの日はゴミも出します。

仕事が定時で終われば帰宅は買い物をして帰って18時過ぎ。なお、私が遅くなろうとも稀有が食事の準備をしてくれることはありません。2回くらい、袋ラーメンを湯がいてくれていたり、うどんを湯がいてくれていたことがありますが、何かを作って待ってるなんてことはないです。普段は飯なんか作らない旦那なり奥様なりが、たまにご飯作って待っててくれたら嬉しいっすよねぇ。

食事は19時頃から可変します。食べ終われば食器を洗ってお風呂に入って、ちょっとなんかやって22時にはもうくっそ眠い。

その他、洗濯も7割は私です。たまに自分のものメインで稀有がやってくれたり、干したり取り込んだりを手伝ってくれます。掃除に至っては10割私です。掃除機かけてるのなんか見た事ねぇ…!


◼️働き者を手に入れた

曰く、彼女の友達なんかにも「彼氏がご飯作ってくれる」と言っているらしいんですが、大体が

「それ超羨ましい!」

と言われるのと、

「私の彼氏(旦那)は何もしない」

と言われるのだそうです。そりゃ家事なんか進んでやりたくない人の方が多いですもんね。旦那なり何なりが全部やってくれれば、それに越したことはない訳です。

そして私はというと、決して好きと言えるほどではないけれど、嫌いではない。ってな具合のレベルです。それが果たしてどんなレベルであるのかはさて置き、全体的に全ての家事がそれくらいで、特に料理はかなり好きな部類なので、割と毎日やっていても苦にならないのです(まだね)。


◼️やって貰えないのはやる必要性を与えてないから

これまでに数回、こんな質問をされたことがあります。

「どうしたら彼氏(旦那)が家事をやってくれるの?」

そして毎度大前提としてお答えしていますが、私も彼女に家事をやって貰ってないのでその質問にお答えすることは限りなく不可能に近い!なんだったら同じ悩みを抱えているといってもいいのに!

が、あえてお答えするとすれば、まずなんでやらないかといえば「やる必要性がないからやらない」のです。特に1人暮らしをされてた方はそうだと思うのですが、もともと1人で暮らして入れば最低限のことは出来るはずなんですよね。とんでもなくお金持ちだから食事は外食、掃除洗濯はハウスキーパーなんて本当に一握りでしょうし、可能性としては出張ばかりでホテルで寝泊まりしている方が多かった、なんていう人でしょうか。

そういう特別な人は置いておくとして、基本的に能力はあるのだから、後はそれをやる必要性を与えてあげれば人は自ずと動きます。つまり、

あなたがやらなければいいのです。

別に彼女になるから、奥さんになるから、家事を担保している訳でもないのですから、やりたくないならだと言葉がちょっと悪いですが、出来ないなら、やらなければ良いんです。そうすれば旦那さんもきっと食器洗いぐらいはやってくれるでしょうし、彼氏さんもきっと洗濯物を取り込むくらいはやってくれるでしょう。

ただし、あなたがやらないことによって発生した損害や不利益について当方では一切の責任を持ちませんことを念のため記しておきます。

とはいえ、この答えを聞いた全ての方から「それが出来たらどんなに楽か」的なことを言われているので、私の答えは正解から随分と遠いところにあるようです。


◼️できる人がやる、そんなシステムにシフトしていく

今や結婚して日本で暮らしていくには夫婦で働くことがほぼ必至。お金を稼ぐためには、基本的にはどういう形であれ働かなければいけません。

家の事ってどうしても面倒臭いですが、それも別に女性がやらないといけない訳ではないし、かと言って男がやらないといけない訳でもない。

どっちもやればいいんです。割合は技能的にできる出来不出来がありますし、仕事の忙しさや雇用形態の違いなどから一概に50:50にするべきとも言えませんが、まぁでも洗濯くらいできるでしょう。だって洗濯機がやってくれるんですからね。

かの昔、母がしてきたことを思えば…祖母がしてきたことを思えば…今は便利な世の中です。2人で分業にしてしまえばいい。できる人がやることで、ひとつひとつの家事の効率も上がるってなもんです。今は何もできないと思っている人も、ボーっと何もしない時間が5分でもあれば部屋のカーペットをコロコロしてみましょう。

ほら、掃除なんて簡単でしょう。

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