貧乏観察日誌

世の中は貧乏に厳しいが、それでも足掻いて少しでも心でも生活でも何かしら豊かになろうと試行錯誤するブログ。

【いいから】多動力【やれ】

歩きだすことを恐れない。歩き出したらリズムよく、走って止まらず駆け抜ける。


初めて堀江さんの本を読んでみた訳です。今まではメッセージのパンチ力というか、そういうのが強すぎるので、私のような者では受け止めきれないとばかり思っておりましたが、取り敢えず「多動力」についてのみしか語れぬのですが、前向きになれる本だなーと思いました。


◼️一貫した「いいから、やれ」

これに尽きます。例えば、この本のページをパラーっとめくって、適当なところでストップしたとしても、そこに書いてあるのは

いいから、やれ

でしょうね。電子書籍で買ってしまったのでそれが出来ないのが極めて残念ではありますけれども。

生活というかなんというか、自分自身にバランスを求め過ぎるから、振り切って行動が出来ないんだ!と、言われてるのかと思いました。別にこの本は幸せを説いてる訳ではないので、全ての人がこの本に書いている通りに実行したところで勿論幸せになる訳でないのですが、でも堀江さんのような思考を持てて、それに身体が追いついていったらメッチャ楽しいでしょうね。

私はリスクがどうのより、結局面倒臭いんですよね。なるべく身体や頭を動かしたくないというか…。多分もう老いてるんです。だって、本にそう書いてあったもの…。


◼️本を読んでる“だけ”の奴は何も出来ない

結局のところ、この本に限らずですが立派なことが書いてある本を読んで、たくさん知識を溜め込んでも、それを使わなければ人生は豊かならないというか、意味がない。本を読んだー!賢くなった気がするー!なんていうのは、清々しいほどの自己満足でしかない訳で。いやもう、自己満足で満足できるなら省エネでよろしいかとは思うんですけれども。

突き詰めれば…いやいや、最初の角を曲がったあたりで「いいから、やれ」が落ちている感じはするんです。だから本ばっかり読んでないでやりなさいよ!ってことなんですよ。頭でっかちになってはいけない。本にもありますが、バカでも真っ先に行動できる人こそがリーダーの資質があり、小賢い人がそれを支えていくというところは、納得してしまいましたね。時代によっては、バカが走り出した瞬間に手を離してしまうこともあるかもですが、その先に利益の匂いがすれば、そらバカを助けて当然ですよ。お零れに預かりたいですもんね!


◼️小さなことから

例えば、うっかりやりたくない仕事を後回しにしてしまって、締め切りに間に合わず怒られても「ホリエモンの多動力にワクワクしないことはやらない、と書いてあったので、実践してみましたー!」で納得してもらえる気がしませんか(しません)。

この本のまんま、いきなり生き方の舵を切るのはかなりシンドイと思いますが、なんか「アレやってみたい」とか思ってたけど色々と理由をつけてやらなかった事を、今すぐやってみるキッカケになる本かもしれません。

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