貧乏観察日誌

世の中は貧乏に厳しいが、それでも足掻いて少しでも心でも生活でも何かしら豊かになろうと試行錯誤するブログ。

壮大な無駄遣いとはこの事を言うんだと思う

下々の時間などどうでもいい、全ては駒なのだから!

我々、労働者の時間など考慮に値せず。ただただ、搾取され続け候。

8月。

8月と言えば、なんですか。そうですよ、お盆休みですよ

もちろん、そんなお盆休みなんかないよ!という方も沢山いらっしゃると思います。しかし私にはお盆休みがあるのです。申し訳ない。

とはいえいい事ばかりではありません。長期休暇があるということは、単純に労働時間が減ります。1日8時間労働で15日しか出勤しないとすれば月に120時間しか働かないことになります。(この120時間しかの“しか”は20日出勤の場合と比較しての“しか”であり、私個人としては120時間“も”と言ってもいい気分ではあります)

それの何が問題かといえば、私の務めるチームでは「月の労働時間は150時間以上」という制約があります。つまり30時間ショートしちゃってるわけですね。じゃあその30時間どうするの?

「毎日2時間残業して」

何言ってんだ、お前

あろうことかこの超絶閑散期、やることも殆どなくて2ヶ月ばかりほぼ定時退社が当たり前になって、ようやく人並みの勤務時間になったけれど、やっぱり残業代が出ないと家計が苦しいなぁと思っていたこの矢先、残業代も生まれないのに2時間残業!ナゾ過ぎんだけど!!

長期休暇の場合、しかもそれは我々が取りたいって言って取ったもんじゃないですよ。勝手に120時間にされて、勝手に150時間じゃないとお気づきになられて、勝手に毎日2時間残業しろとおっしゃる。なんていうか…残業ってそういう事じゃないと思うんです

勿論、仕事が山積みとあれば残業もやむ無しではあります。その場合は残業代も出るわけですから、お財布も潤ってwinwinの関係です。

でも今回はそうじゃない。やることの有無に関わらず、残業せい!と仰られる。私としては大変納得のし難いこの状況ではありますが、なにせ一介の平社員。是正するための発言力を有していなければ、窓口すら分からない。ただただ、与えられた取り決めに黙って従うしかない訳で。なんとも無力を痛感するとともに、無駄な時間をこれでもかと会社に切り売りするとなると、否応なく虚しさがこみ上げてくるばかりです。

願わくば、せめて“しなくてもいい残業”から“しなければならない残業”へと変貌せんことを。

どう転んでも残業代出ないっすけどね!

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