貧乏観察日誌

世の中は貧乏に厳しいが、それでも足掻いて少しでも心でも生活でも何かしら豊かになろうと試行錯誤するブログ。

テレビ見るため機械なんて、もう要らないかもしれない

それは時に、どうしようもなく僕らを悩ませる。


僕には、iPadがあるじゃないか。iPadでテレビを観る物語。

sony製の7年近く前の42型。今となってはベゼルが太ければ同型他社メーカーと比べて本体が重いったらない。当時お世話になっていた上司から、3万円とすき家の牛丼大盛り1杯で譲ってもらったこのテレビ。

正直、邪魔で仕方ない。

テレビが必要ない訳ではないんですよ。トーク番組とかダラダラ流しておいたりとか、昔から観てるバラエティをダラダラ流しておいたりとか、男子ごはんをしっかり観ていたりとか…ああ、なんだか基本的にはダラダラと流しているだけが多いみたいですが、毎日のニュースやらプロジェクトXやらもチェックしているので、一概に「無駄」ではない…と思っています。

とはいえ、8畳程度の部屋にテレビ台もなくドーンと42型が転がっていると、限りなく邪魔なんですよね。もっと私に部屋をコーディネート?する力があれば、活用できるサイズなのかも分かりませんが、如何せん力不足。これは困りました。かといって、簡単に仕事へ行く前にゴミ捨て場にポーイッとできるような代物でもありません。暫くはここにいてもらうとして…、早めに代替え案を考えておく必要があるでしょう。

当然、私はとてつもなく貧乏です。大きいテレビが嫌だから、小さいテレビに買い換えよう!などと、電波に乗ってやってきた映像と音声をただただ垂れ流す機械のために、しかも壊れて入れ替えるわけでもないのに、何万円も払っていられないのです。まぁね、一昔前に比べたら32型も、メーカーさえ選ばなければ2万円とかで買えてしまう時代なので、それが果たして本当に高いかどうかは個々人の判断に委ねられる部分ではありますけれどもね。

ここまでくると、つまり私はテレビという機械が欲しいのではなくて、テレビ放送が観られればそれでいいという事に気が付きます。欲を言えば、レコーダーとか外付けHDDに番組を録画できたりすると嬉しい。別にダビングは一切しないから、その辺りは考えなくてもいい…などと考えていましたところ、ある答えにたどり着きました。

タブとかスマホで観れればいいじゃん。

そうでした。何のためにも使っていない、もうそろそろ過去の遺物と成り果ててしまいそうな iPad Air が我が家にはあったのでした。

iPadでテレビショーを見ようとすれば必要なのは地上波のチューナーです。iPad以外でも使えて、尚且つ録画とかもできるような…特に外で観たりはいらなくて、それなりのお値段で買えるもの…と、ワガママな期待に応えてくれたのがこいつでした。

ピクセラ PIX-BR321です。

使い方は至って簡単で、箱から取り出してACアダプタとアンテナ線を繋ぎ、付属のB-CASカードを入れれば最低限の準備は完了となります。その他、外付けHDDを繋げば録画が可能となり、ネットに接続すれば外出先で番組録画予約ができたり…とありますが、とりあえず録画等々はレコーダーがあるので今はこれで精一杯。


見た目は無線LANルーターと何ら変わらず。重さも軽く、縦置きスタンドも付属しています。


ただ、テレビと両立させる場合は付属品だけでは足りず、別途分配器が必要です。我が家ではダイニングにアンテナ線繋げられる場所が一つだけで、レコーダーからテレビとチューナーに分配しています。多少映りも悪くなるかなぁ…と思いましたが、特に気がつく程の劣化は感じません。ケーブルの長さやらなんやら、その他の環境で多少は異なってくるとは思いますけれども。

肝心の使い心地ですが、映りは大変良好です。上下に黒いラインが入ってしまいますが、そんなしっかり観るためのものでもないので気になりません。

ただチャンネルを変えると次の画面に変わるまでに結構時間がかかります。体感で5秒程度でしょうか。目的のチャンネルに移動するのは良いですが、ザッピングはやや厳しいですね。

「とりあえず」のテレビとしては必要最低限以上の機能を備えていると言ってもいいでしょう。1人暮らしの方とかにはこういったものの方が取り回しが良くていいかもしれません。据え置き型のゲームとかするのであれば、テレビの方が安いですけどね。モニターも大して値段変わらないですし。

これでがっちりマンデー観るぞぉー。

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