貧乏観察日誌

世の中は貧乏に厳しいが、それでも足掻いて少しでも心でも生活でも何かしら豊かになろうと試行錯誤するブログ。

等々力渓谷、ここは東京のオアシスか

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ここはグンマーです。
と、言われても少なくとも私は疑うことはないでしょう。

大都会コンクリートジャングルの東京は世田谷区に存在する自然豊かな渓谷でございます、等々力渓谷に行ってきたよ!というお話。

等々力渓谷

等々力渓谷の読みは「とどろきけいこく」と言いましてですね、東急大井町線等々力駅」から徒歩数分。都内23区内では唯一の渓谷なんだそうですよ。

東京23区内で唯一の渓谷である等々力渓谷は、東京都の名勝に指定されている自然豊かなスポットです。最寄の東急大井町線 等々力駅から5分ほど歩くと、ゴルフ橋のたもとに「等々力渓谷公園入口」の看板と階段が見えてきます。


等々力渓谷/東京の観光公式サイトGO TOKYOより引用させていただいております。

都心からも大変ほど近く、日頃のストレスやらなんやらから「自然に触れたい!」という方は是非とも訪れてはいかがでしょうか。
今時期が適切な時期なのかは分かりませんが、とにかく大人数大行列な団体さんもいらしてましたからね。

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▲入り口は駅からほど近く、看板も分かりやすい▲

とにかく緑が広がっているんですが、渓谷ってくらいなので、割と外界が見えないんですよね。
流石に外灯はありますが、でもビルとかは高い木々も手伝ってあまり見えない印象があります。

なんかもう、それだけで別世界が凄い…!
夢の世界的レジャー施設も外界を見せないことで世界観への没入をうまく演出していますが、まさにそれと同じ。
しかも最近値上がりした夢の世界的レジャー施設とは違って、等々力渓谷は無料ですからね。
アトラクションも飲食施設もありませんが、それ故に心に染み入る豊かな自然に触れることができるのです。


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▲幼き弘法大師のお姿像▲

稚児大師堂なるものが等々力渓谷には存在します。
そこにある御影堂には弘法大師の幼少の頃の姿(稚児大師)の姿が像として建立されております。

後述いたしますが、この渓谷の奥には等々力不動尊があります。それも弘法大師云々によるもので、学業にまつわるご利益があるそうです。


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▲不動の滝…だと思う▲

稚児大師堂の近くにある小さな滝が恐らく不動の滝。
龍の口からほそーく水が落ちてきております。
日本津々浦々、色々な滝がありますよね。私も例えば華厳の滝だったりのような有名所は知っております。
それと比べてしまうのも、何か趣を損ねるような行為なのかもしれませんが、 いや規模感はすごい小さい です。

ただ、その雰囲気は凄いあるんですよね。
マイナスイオンたっぷりー!とか、迫力で色々と吹き飛んでいきそー!とか、そういうのではなく、こう、穏やかな気分に浸ることができます。
しかも衣服などが濡れてしまうこともありませんしね。これくらいが、きっとちょうどいいんです。うんうん。


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▲かわいい▲


■全長約1キロほど

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▲人工的な流れではありますが、心地よいせせらぎ▲

等々力渓谷の遊歩道は全長約1キロ程度で軽く散歩するくらいの距離となっております。往復で2キロ、すれ違う方々にはご年配の方や犬の散歩なんかされてる方もいらっしゃいましたね。

奥には等々力児童公園なんかもあったりして、渓谷だなんて肩肘はってそうなオーラを漂わせておりますが、なんてことはない地元の方々にも愛される気軽なスポットでございます。

都心からもほど近く、しかもそれ自体も駅から近かったり総距離も短くて気軽に行けて、その後の行動も大変とりやすい。
こんな素晴らしい場所が東京にはありました。
なんとなくではありますが、やっぱり空気感は違いますよね。静かなところですし、日々の黒ずんだものがスーっとなくなっていく、そんな気分でした。


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▲渓谷とは別ですが、古墳もあります▲


■等々力不動尊は実質的なゴール

渓谷の最奥ではないんですが、等々力不動尊は実質的なゴールとみてよいでしょう。
等々力不動尊は目黒通りに面しており、決して渓谷からではないと行けない場所などではないのですが、渓谷から赴くことによって言い得ぬ特別感が湧き上がってくるというものです。


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▲手水舎の龍神様▲

そもそも手水舎も渓谷側にございます。
龍神様もきっと渓谷を来た我々が、もしや手などを泥で汚したのではないかと心配してくれているに違いありません。
目黒通りからくる方々は、恐らくご自宅で十分に清めておられるはずですから、少しばかり手水舎まで距離があっても構わない、そういうことなんでしょう(多分違う)。


等々力渓谷を後にして

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▲瀧轟山 等々力不動尊

後は渓谷を来たように戻ればいいわけなんですが、私は等々力駅周辺のこの町自体が初めてでしたので、目黒通りに出て普通の道を普通に歩いて帰りました。

なんとなく勿体無いような気もするんですが、とんでもない人数の団体とすれ違う大変さを考えれば、もうその日渓谷にもう一度足を踏み入れようとは思わんて…。

帰りは東急大井町線に乗り込み、オシャレな街感漂う「自由が丘」へ。
そこで「魚食べたい」とだけ考えてお店に入って食べたミックスフライ定食がめちゃウマ(厳密にはめちゃウマだったのはアジフライ)。

http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13147381/tabelog.com

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▲身がほわほわー▲

まぁ、貧乏なのでスーパーのお惣菜アジフライが精々なわたくしですので、ランチで1000円するようなアジフライ食べれば、そりゃなんでも美味いわ!って話かもしれませんけどね!
とはいえ、身のほわっほわ具合は覚えてる限りでは最高のアジフライだったなと。
ご飯も味噌汁もおかわり自由。流石自由が丘。

そっから更に東急東横線で渋谷へ行ったり、横浜へ行ったりができるわけです。
自然を満喫した後に、すぐに人混みに身を投じるのもどうかと思わなくもないですけどね。
それでも午後のお買い物も楽しめる。そんな素敵な立地。
等々力渓谷、ぜひ皆様もお試しください。

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