貧乏観察日誌

世の中は貧乏に厳しいが、それでも足掻いて少しでも心でも生活でも何かしら豊かになろうと試行錯誤するブログ。

キャリアメールにまつわる奇怪な事件について

いやもうキャリアメール使ってる人いるの?もうなくなっても一向に構わないんじゃないの?

などと、そこまではいいませんよ。
実際問題、私の父母世代は結構使われてる方も多いと思いますし、過去なにがしのサービスに登録する時に携帯のアドレスを使っていて、今更変えるのも面倒くさい…とかね。
実際私も積極的に使いはしてなかったですが、契約そのものは残してたわけです。なんか、お店のポイントサービスとかで使ってます。

そんな折、冬も爽やかに空気を凍らせていく2016年。
突如として起きた恐ろしい事件に、私は巻き込まれることとなるのです…!


■事件の始まり

忘れもしない、あれはいつかの平日
仕事に向かうべく、朝の支度を慌ただしく行っていた時でした。
食事を済ませた私は、何気なく毎日行っているのであろうスマホの通知をチェック。
すると珍しく キャリアメールの受信を知らせるアイコン が見えるではないですか。
おやおや、と見てみればそのアドレスは電話帳には登録されていないアドレス。
それだけであれば、恐らく「どうでもいいな」と記憶の彼方に消し飛ばしていたと思うのです。
しかし、そのメールの始まりは「携帯変えました。」なのです。文面はもっとフランクでしたけれど。
その文に続くのは体調を心配する言葉、ご飯に行こうという言葉。そのように綴られておりました。


■自ら引き金を引く

確かにキャリアメールはかなり放置しております。誰かが「アド変したよ☆」とか送ってきても、正直 全く登録してない のです。もう今更電話かショートメールかLINEでいいよっていう…。

何故か、その日は食指が動きました。
きっとこの人はそれなりに仲の良い人に違いない。
体調の悪さを知っていたという事は、なんらかの形で繋がっている可能性を示していると。
しかし誰だか分からないということもあり、ある程度牽制しながら、ガッツリ敬語で、「どちら様ですか?」と 返信してしまった のです。


■そしてそいつは“誰でもなかった”

仕事に向かい、午前の気だるい仕事を終えます。
楽しみである昼食を取っていると、メールの着信を知らせるスマホ
何気なく見ると、朝のメールに対する返信でした。そこには…

「(全く知り合いにいない苗字)です。」

誰やねん。そして、

「かっちゃんだよね?」

いや、誰やねん!!

一般人なのか、業者なのか…。まぁこのご時世にキャリアメール使うようなところもなかなかなさそうなので、一般人であることを信じたいです。何せ、めっちゃ真面目に返信してしまったので、せめて“本物の人間”であって欲しいじゃないですか…。
私も人がいいんです。

「お間違えのようですよ。」

と、送ってこのメールに終止符を打ったのでした…。


■何が目的だ…!

もうこのメールの騒動は終わったのだと、そう思っていました。
だって、自分に置き換えて考えればそうですよね。間違えてます、って言われたら普通はそのまま放置になるか、「すいませんでした」の一言を送るかくらいじゃないですか。

この相手も礼儀だと思ったんですかね。一応「すいませんでした。」というメールが飛んできました。
まぁそこまでは予想の範囲内です。いいでしょう。


ところが、


この後に続く一文に私は目を疑いましたね。

「女性の方ですよね?」

…。

…?

いやもうツッコミどころが多すぎて!
なに、何をもって女性の方であると判断したんだろう!
いや、百歩譲ってその分析するのは構わないにしろ、それを何故わざわざ確認したがるのか!それに答えるとでも思ってるの?思ってるから送ってきてんだよね、これね!
そもそも間違いメールから会話に発展させようって、もう私が中学生か高校生くらいの時にやってたお遊びレベルの発想ですからね!(女の子が間違えて送っちゃった!を装うブラックメールごっこの流行)

ここで画面をそっと閉じました…。


■キャリアメールが悪いわけじゃないよ

そんなの分かってます。
ただ、キャリアメールなんかもう10年近く変更してない中で、間違いようなどあるのかと。
そりゃ割と単純な文字構成ですから?一文字違えば違う誰かにヒットしてしまう可能性もあるのでしょう。

はー、ホントに何がしたかったのか謎の多い事件でしたね。

でもなぜだろう、「女性の方ですよね?」と見た瞬間に少しテンションが上がったのは…。

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